2022Q2 :Chia/XCH の耕地に使った SSD の話
※1TBのSSDへ 910TB ほど書き込みを行い、約50TBの耕地を作成することができました。新規参入はおすすめできません(オチ)
目次
耕地と収穫機用ノードの準備ができていれば低スペックでも利益がえられる
Chiaの特徴として、ストレージ(HDDなど遅いデバイスが推奨されている)を用意して、そこに耕地を作り、あとはそこを耕す。というのが基本になります。(ソロとプールについては今回は割愛)
40TBほどの耕地は、Celeron J4125 という非力なCPUでも(Passmarkスコア3000程度)十分に収穫できています。
Chia を始めるには耕地作成用ドライブに多大なread/writeが発生する
途中であやまって6TB×2ドライブのChia耕地を吹き飛ばしてしまい💦、現在の耕地は約38TBになります。実際に耕したのはおそらく50TBほどになります。この耕地の作成を新規に購入した1TBのSSD上で行っていました。暫定50TBの耕地を作成したあとのSSDの状態がこちらです。
かなりおおよそですが、耕地の容量の20倍程度の読み書きが発生しています、すでに910TBWほどです。SSDには書き込みできる量が限られており、メーカーによっては「これくらいまでなら保障できるよ」という値・TBWを示しています。(非記載のメーカーも少なからずあるのでこのあたりは業界で統一してほしいものです)
これらSSDが使い捨てに…
上記は、価格ドットコムさんで、SSDの1TB台のもの(2TB未満)をTBWが高い順に並べ直した表になります。1000TWBを超える商品も多くありますが大体が高級モデルかも。数値が明記されている最低値は80TBWですので、すでにその10倍以上書き込んでいますね。
NVMe SSD 1TBは現状で安いものでも1万円ほど。これが上限突破になるほど書き込み続けて約40TBの耕地を用意するまでに得られた利益を公開します。
3カ月半経過してSSD代の半分もペイできていない
もちろん50TBに及ぶHHD代の回収ままだ先の先
耕地を増やさないと時間当たりの収益が増えません。
耕地を増やすには置き場となるHDDと、作成用に高速なSSDが必要になります。
利益が多少でもでてる実感がわくころ(個人的には20TBくらいでした)にはSDDは半死になっているはずです。
ブロックを獲得できると0.25XCHが別枠で振り込まれました。
容量が多いほど確率が上がりますが、40TBあっても当たる推定期間は5カ月です。
Chia/XCHを今から始めるのは全くおすすめできない
使用するのが省電力PCだとしても24時間つけっぱなしはやはり電気を食います。また、上でも書いたように、新品SSDを使ったので代金すらまだ回収できません😢
(換金方法は特に記載していませんでしたが、これがすこし手間なので小規模だけマイニングするというのもかなり苦行です)
GPUマイニングをしていてPCは常に電源がついている
TB級HDDが余っている(できれば合わせて10TBほどは)
使い古しのSSDがあり壊れるまでつかっても大丈夫
こういった条件が満たせるならば、手軽にちょっと触ってみるくらいには良いかと思います。
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