CPU:W3680 6コア→1コア駆動設定があった

2022年5月27日

1コア+2GPUのアイドリング時で80W程度の消費電力。10年以上落ちPCを何とか使えないかと試行錯誤する記事です。

Xeon W3680 当時としてはびっくりの6コア・12スレッド

Nehalem世代、初代i7時代の Xeon W3680 当時としてはびっくりの6コア・12スレッド・3.33Ghzあります。Passmarkもマルチコアで6917と2022年の安物PCよりもパワーがあるくらいです。

もっとも10数年前にしてこの構成のため TDP:130W という設定。今のハイエンドCPUと同じようなものですね。ぶんまわすともちろん消費電力がやばいです。

Lenovo S20(ワークステーション)のBIOSに1コア駆動の設定あり

ふとBIOS設定をみると1コア駆動への切り替えや(HTハイパースレッディング)のon/offが指定でいるようになっていました。わざわざ6コアを積んで1コア駆動させる?なんでしょう。推論としては、Xeon特有のメモリやバスの性能は使いつつ、廃熱・処理速度はそこまでいらないので1コアでいいんじゃよ、といったところでしょうか。

GPUでのマイニングにCPUは重要ではない…いけるか?!

ということで1コア2スレッドにしたW3680に2枚のGPU(GTX 1060 6G)を搭載して電源を入れてみました。もとがワークステーションのため、起動時にファンが強めにまわり強制換気してくれます。安心感もありつつ、その間の消費電力は100Wほど。ほんとに全力で回しているようです(苦笑)

さてWindows10が起動してからのアイドリング時で90W行くか行かないかくらいでした。

PC本体・システム全体として kH/J を考える

固定値であるPC本体の消費電力を下げるか(そういう構成のPCを新調する)、あるいは1台に接続するGPUを数を増やすこと本体の電気代を分散させる、のどちらかになるんでしょうね。

1システムに8GPUを組み込んだリグの写真などを見たことはありますが、そういう意味でとても利にも理にもかなってそう