RTX A2000 のマイニングはスリムタイプ・ロープロファイルPCで発揮される
目次
60Wで30MH/s、500kH/Jくらいマイニングできるのでおすすめ
スリムタイプのPCだからマイニングはね…そんな時代はやっと終わりました。
そもそもロープロ対応品が少ない
BTOなどもふくめ、スリムタイプPCでGPUを搭載しようとおもうと、時期によりますが1050系や1650系を選ばざるをえないかと思います。ロープロファイル(以後ロープロ、拡張カードの背の高さが低く、その分PC本体を薄くすることができます)で選べる強めなGPUというとそれくらいしかなかったからです。
既製品をロープロにすればいいじゃない?→だがしかし
高性能品になるほど、GPU自体のダイ(心臓みたいなもの)のサイズも大きくなり、大容量メモリを搭載すればその分、設置面積が必要になります。また強力なGPUパワーは大量の電力を消費し、多くの熱を発散します。これをうまく受け流すためにも、大きな冷却ファンが必要になってきたりします。
ですので、ロープロ対応品は大体が「そこそこのパワーと消費電力」というのが相場なのかなと思います。
RTX A2000 は RTX 3060 と同程度のGPUで、メモリは6GBを搭載
ただし RTX 3060 には LHR という制限がありマイニングに向かない
A2000と同等程度の性能をもつGPU、RTX 3060というのがあります。上位機種には3070・3080・3090とあり、実際、これらの上位機種にはベンチマークでは大差をつけられています。※もちろん上位機種は値段も跳ね上がりますが!
また、3060はマイニングにてLHRという不利な足かせがあります。
上述の上記機種も、途中からこのLHRといいう仕組みが組み込まれてしまっています。もはや四天王の中で最弱といっていいRTX 3060 は特に対策をしなければ、かなーりマイニング効率の悪いGPUとなります。(素直にゲームで使えばいい、というかそのためのLHRだったりするそうですが)
RTX A2000 には LHR の制限なくマイニングが可能、かつ省電力
LHR は電力当たりのマイニング効果を低下させてしまいます。A2000にはその制限が(現時点ではとしておきます)ありません。
また、GPUが消費する最小電力についても、RTX 3060は100Wが下限に設定されているのにたいして、RTX A2000は60Wまで下げることができます。とくに、ロープロGPUが必須なスリムタイプのPCの場合には電源容量と廃熱の問題とがあります。
収穫量は多くなくとも、60W程度で高効率にマイニングする、というのもありかなと思います😉
また、マイニングに限らず、ロープロ専用PCの性能底上げにもおすすめできるかなと思いました。
長文、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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う、幸い9万円までで買えたのですが、今時点のお値段はいくらでしょうか(最近GPUの値段が安定しなさすぎる)
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